報告書、いただきました!3

障害とアート相談室に届いた報告書等のご紹介。第3弾です。

■美学学会研究会2015 釜ヶ崎美学学会の立ち上げ 生きる事の尊厳の美をたずさえて
発行:NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)

大阪市西成区にある、通称「釜ヶ崎」と呼ばれるまちで、地域の人々を巻き込んだアート活動を続けているNPOココルーム。本報告書ではココルームが2015年からスタートしたプロジェクト「釜ヶ崎美学会」に関し、その立ち上げの経緯や、日ごろのプロジェクトの様子が紹介されています。

釜ヶ崎美学会

 

■アクセシビリティ&アカンパニスト研究プログラム2015 障害のある人が社会の中でアート活動をはじめるために
発行:特定非営利活動法人スローレーベル

障害のある人が社会の中でアート活動をはじめるためには何が必要とされているのか、スローレーベルが行っている「アクセスコーディネーター」と「アカンパニスト」の取り組みに関する事例紹介を中心に、実施したワークショップ等の報告を交え、考察されています。

スローレーベル

 

■障害者の芸術活動を支援する新進芸術家育成事業とその育成を芸術系大学において行う基盤構築のための調査事業
発行:東京藝術大学美術学部、金沢美術工芸大学

東京藝術大学美術学部、金沢工芸大学が連携して実施した、タイトルの事業の報告書。本事業は障害者の芸術活動を支援する専門的な人材の育成を目的としたもので、そのなかで行われた障害とアートに関する施設での研修会や、専門家による講演会、実際に行ったワークショップの様子が記録されています。
なお、「障害とアートの相談室」を運営する一般財団法人たんぽぽの家も、本事業に協力しています。

新進芸術家育成事業

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