たんぽぽの家・障害とアートの相談室では、障害のある当事者やケアの現場、福祉をとりまくコミュニティがより豊かになることをめざし、障害とアート、障害のある人の表現活動をテーマにセミナーや展覧会などに取り組んできました。
2022年度より、岡山大学でESD研究(持続可能な開発のための教育)に取り組む柴川弘子さんを協働のリサーチャーに迎え、研究会を開催しています。
2023年度は、福祉の現場でのアート活動や日々のなかで考えてきたことを、それぞれが振り返り、共有する場をつくりました。
研究会には、福祉施設やNPOではたらく人、大学で研究を続ける人、学生などが集まり、そのなかから3人が小冊子に文章を寄せました。
そして、今年度も、「重度の障害のある人にとって、また高齢化による障害の重度化が進む障害のある人にとって、表現活動、アート活動はどのような意味をもっているのか」をテーマに、研究会を実施します。
研究会を通して交流し自分の実践を深めていくこと、そして実践をかたちにして伝えていくことを学ぶ研究会メンバーを募集します。
それらの成果は、2025年3月にZINE(非営利で発行する自主的な出版物)として発表することを予定しています。
また、活動を文章にしていく、実践をライティングにつなげるためのワークショップも実施します。
実践を文章にして、深め、共有していくこと。
関心のある方は、ぜひ、研究会にご参加ください。
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研究会の申し込みフォームに記入できない状態になっておりました。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。修正し、現在はフォームから申込み可能な状態になっております(10/3[木] 10:45追記)。
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⦿研究会の進め方
・研究会は全4回、オンラインでの開催を予定しています。
①2024年11月6日(水)
②2024年11月27日(水)
③2024年12月18日(水)
④2025年1月29日(水)
・各回14時〜16時としており、できるだけ通してご参加ください。・ただ、ご都合によるご参加できない日がある場合には、オンラインでの録画を共有させていただきます。
・初回、11月6日の研究会は、ゲストの話題提供者として、岩切明日香さん(宮崎県障がい者芸術文化支援センター)をお招きします。
・2回目以降は、研究会メンバーで、実践の共有やライティングワークショップを行いながら、進めていきます。
⦿研究会伴走者
柴川弘子(岡山大学学術研究院教育学域・ESD協働推進センター助教)
岡山県出身。研究者(ESD/社会教育・生涯学習)。直島でのアーティストの通訳経験を機に現代アートに関心を持つ。高校英語教員を経て、2011年より神戸大学大学院・人間発達環境学研究科にてESD/生涯学習理論を研究。同大学院在学中、障がいのある学生が数多く在籍する韓国ナザレ大学との共同研究・論文共著も行う。2012年より岡山大学ESD協働推進センターにて、学校と地域・社会教育が連携したESD実践、教員研修・教材開発等を支援する。2014年森美術館「Go-Betweens展」のパブリックプログラム協力、2018年つなぎ美術館「ぼくのおくさん☆プロジェクト」ゲスト・キュレーター等。
ほか、障害とアートの相談室の森下静香、中島香織もみなさんとご一緒します。
⦿研究会メンバーの募集
・募集定員:8人
・締切:10月31日(木) *定員になり次第、締め切ります。
・お名前、ご所属、ご連絡先電話番号、メールアドレス、応募動機をそえて下記フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/fmorptELRDsnaqEz9
⦿オンライン募集説明会
10月15日(火)18時〜18時45分
ゲスト:武田楽(NPO法人まるスタッフ)、柴川弘子(研究会伴走者)
zoomでの説明会を実施します。ご参加を迷われている方や質問がある方などお気軽にご参加ください。
ご参加希望の方は、下記フォームよりお申し込みください。お申し込みいただいた方に、前日までにzoomのURLをお伝えします。
https://forms.gle/R6wqW8X7E6vSyryB8
★(10/17追記)募集説明会のアーカイブをご覧いただけます。動画公開期間は、研究会メンバー募集期間終了までです。