【近畿編】活動報告書の紹介

今年も障害とアートの相談室は、全国の団体からたくさんの報告書をいただいています。

その一部をランダムにご紹介させていただきます。

「about me 5~“わたし”を知って~ 全身全霊 Body and Soul」
国際障碍者交流センター ビッグ・アイ(大阪府)
https://www.big-i.jp/

作品に関する考察や意見などがまとめられており、多角的な考えに触れることができます。作品の優劣ではなく、作家にとっての意味や日常生活との結び付きといった観点から、傾向を示しています。また、事業者紹介や作家紹介も丁寧にされており、作品だけでなくその背景やストーリーについても楽しめるような内容になっています。

 

「障害のある人の社会参加について考える~芸術文化における共創の実践から~」
社会福祉法人グロー(GLOW)(滋賀県)
https://glow.or.jp/

福祉制度のはざまに置かれている人や障害特性による生きづらさを抱える人の「社会参画のしやすさ」という視点から、支援の在り方を研究している位置付けの冊子。今年度は知的障害のある人・盲ろうの人との鑑賞方法を考えるワークショップやアンケートがまとめられており、様々な観点から気付きを得られます。

 

「令和3年度アイサ事業報告書」

アール・ブリュット インフォメーション&サポートセンター社会福祉法人グロー(GLOW)(滋賀県)
http://info.art-brut.jp/

障害のある人の芸術文化活動にかかわる相談支援活動や人材育成、ネットワークづくり、発表等の機会の確保、情報収集・発信などを行っている、アール・ブリュット インフォメーション&サポートセンター(略称:アイサ)の取り組みやプロジェクトがまとめられています。調査や展示、教育系のプログラム等を通し生まれた様々な繋がりが紹介されています。

「滋賀県アール・ブリュット全国作品調査研究 令和3年度報告書」
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
社会福祉法人グロー(GLOW)(滋賀県)
https://www.no-ma.jp/

アール・ブリュット研究の基礎資料として役立てることを目的に、全国各地の作者の特性や物語を調査したアーカイブです。普段送っている生活、作品が生まれるまでのエピソード、そして作品に対する職員のコメントなどが掲載されており、単純な作品紹介にとどまらない内容になっています。調査員が学芸員や福祉関係者など多岐に渡っているのも特徴です。

 

幅広い取り組みが様々な角度からまとめられており、とても興味深く読ませていただきました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

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