展覧会「であう、つたえるをかんがえる―障害のある人のアートを楽しむために」

本年度、障害とアートの相談室では、近畿ブロックの障害のある人のアート作品の発信事業として展覧会を開催いたします。今回の展覧会では、昨年度に開催した「めぐるアートをめぐる」展の出展施設の作品を、展示会場となるカフェやホステルのスタッフとともにセレクトし、展示を行いました。障害のある人のアート作品とどう出会い、それをどう伝えていくのか、そんなアートとの付き合い方を考える機会を目指します。

展覧会「であう、つたえるを―障害のある人のアートを楽しむために」

日時:2020年3月20日(金・祝)~27日(金)

会場:FabCafe Kyoto ファブカフェ京都 11:00~20:00 *22日、23日は休館[アクセス]
   KYOTO ART アートホステル クマグスク 16:00~21:00 *無休[アクセス]

障害のある人たちの作品や、それが作品なのかどうかさえわからないけれどなぜか惹きつけられる表現。それらを一堂に集め、出会い、考え、共有するためのワークショップを行いました。ワークショップに参加したのは、デジタルファブリケーション設備のあるカフェ「Fab Cafe Kyoto(ファブカフェ京都)」と、アートが楽しめる宿泊施設「KYOTO ART HOSTEL kumagusuku(アートホステルクマグスク)」のスタッフたち。彼ら彼女らが面白いと思った作品や表現を、自分たちの職場に展示してもらいました。
カフェやホステルといった多様な人たちのハブとなる空間に、日ごろからその場で過ごしているスタッフたちが、自分たちの選んだ作品や表現を、自分たちの考えた方法で展示する。この展覧会は、特定の切り口から多様な表現を楽しむ従来のキュレーションとは異なる、個人的な視点を出発点にアートの多様さを浮かび上がらせる試みです。
アートとの不意な出会いを楽しんでいただくとともに、みなさんならどの作品を選び、どんなふうに飾るか、思いをはせてみてください。

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