[中止]福祉をかえる「アート化」セミナー in 豊中 開催のお知らせ

※本セミナーは新型コロナウイルス感染の発生を受け、中止となりました。ご了承ください。

 

一般財団法人たんぽぽの家は、近畿ブロック広域センターとして関西の障害のある人のアート活動の支援を行っております。本年度は事業の目標として、地域のなかで行われている活動を知ること、そして近畿の中のネットワークをはぐむことを目標に、調査やセミナーなどの事業を進めております。その一環として大阪・豊中にてセミナーを開催することが決定いたしました。

今回のセミナーでは、絵を描いたり作品をつくったりすることにとどまらず、そもそもアートとはなんなのか、そして、その視線を持ち込むことで障害のある人の活動の可能性がどう広がるのか、様々な事例から考えてみたいと思います。

これからアート活動をはじめてみたいと思っている方、すでに活動をはじめていて、次のステップを考えている方、ぜひお越しください。

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福祉をかえる「アート化」セミナー in 豊中

*お申込フォームへ

日時:令和2年(2020年)3月8日[日] 13:00~17:45 *受付は12:30〜
場所豊中市文化芸術センター 多目的室(豊中市曽根東町3丁目7-2)

対象:障害のある人のアート活動やものづくりに興味のある福祉施設職員、アーティスト、デザイナー、学生など
定員:100名(申込締切:2月29日[土]
参加費:無料[交流会に参加される方は3,000円]

近年、全国的に障害のある人のアート活動が注目を集めつつあります。しかし、地域で活動している福祉の現場にとっては、アートはまだまだ遠く感じられるものかもしれません。
絵を描いたり、作品を作ったりすることだけがアートではありません。障害のある人のユニークな創作性を生かし、他にはないオリジナルのグッズを作ったり、レストランやカフェといった居場所を作ったり、といった仕事づくりの取り組みもまたアートと言えるでしょう。また、アートの自由で柔軟な視点を持つことで、日々のケアや生活のあり方も少し変わるかもしれません。今回のセミナーでは、そんな、福祉の現場にアートを取り込むことの可能性について、色々な実践家の皆さんのお話を聞きたいと思います。

主催:一般財団法人たんぽぽの家  共催:豊中市

チラシのデータはこちらからご覧いただけます。

概要・タイムスケジュール

12:30~13:00 受付
13:00~13:10
[10分]
ごあいさつ
13:10~14:10 
[60分]

基調講演「社会をかえるアートの力」

森口ゆたか(近畿大学、NPO法人アーツプロジェクト)

森口ゆたかさんは大阪を拠点に精力的な活動を行っている現代美術家です。また、自身の創作活動とともに、病院の現場にアートを取り入れる「ホスピタルアート」の活動にも精力的に取り組み、ケアやソーシャルインクルージョンといった様々な視点からアートに向き合ってきました。そんな森口さんのこれまでの取り組みから、様々な価値観を揺らし、社会を変えていくアートの力について考えましょう。

14:10~15:10
[60分]

事例紹介(1)「福祉×デザインのものづくり」

西脇大祐(社会福祉法人豊中きらら福祉会 ワークセンターとよなか)
平松克啓(社会福祉法人わたぼうしの会 GoodJob!センター香芝)

豊中市にある「ワークセンターとよなか」では、オリジナルのキャラクターが描かれた陶器のお皿を中心に、様々なユニークな商品を生み出しています。奈良の「GoodJob!センター香芝」では、最新のデジタル技術などを組み合わせた商品づくりに取り組んでいるほか、日本の福祉施設でつくられている魅力的な商品を発信・流通していく「GoodJob!プロジェクト」を展開しています。障害のある人の手仕事がアートやデザインと出会うことで新たな商品が生まれる、そんな事例について考えましょう。

15:10~15:25
[15分]
休憩
15:25~16:10
[45分]

事例紹介(2)「居場所から考えるしごとづくり」

森口 誠(一般社団法人暮らしランプ)

京都府で活動する「暮らしランプ」は、多肉植物の栽培やコーヒーの焙煎、夜カフェ、古民家をリノベーションした飲み屋さんなど、多様な仕事を障害のある人と一緒に生み出している団体です。その根底には、障害のあるなしに関わらず、一緒に働く仲間たちの得意なことを生かし、それぞれが過ごしやすい居場所を作ろう、という思いがあります。この報告では、居場所が仕事の場となり、社会との接点にもなる、そんな事例について考えましょう。

16:10~17:10
[60分]

レクチャーワークショップ「知的財産権を楽しく学ぼう!」

*ファシリテーター:一般財団法人たんぽぽの家

表現や情報を社会に発信していく際に大切になってくるのが著作権や意匠権などの「知的財産権」(知財)です。一見すると複雑に思えてしまう知財の問題ですが、少し学べば自分たちの表現をより安全に発信していくことができますし、知財を知ることが自分たちの新たな表現の発見につながるかもしれません。そこで、たんぽぽの家が開発したカードゲーム「知財でポン!」をみんなでプレイし、知財とはどんなものか、その感触を学び合いたいと思います。

17:10~17:40
[30分]

「障害とアートの相談室」

セミナーの最後に、参加者のみなさんと一緒にアート活動に関するお悩みや相談事を話し合う「障害とアートの相談室」を開催します。

17:40~17:45
[5分]
おわりのごあいさつ
18:15〜

交流会

プログラム終了後、講師や参加者のみなさんとの交流会を開催します。箕面市で「体に優しく 地域に優しく」をテーマに活動している「510deli~ごっとうデリ」のおいしいご飯をかこみながら交流を深めましょう。参加をご希望の方は事前にお申し込みください。

*会場はセミナーと同じ場所で行います。 *会費:3,000円(当日、セミナー受付でお支払いください)

 

お申し込み方法

1⃣ Eメール、Fax、郵送にて、①お名前・ふりがな、②ご所属・ご職業等、③参加人数、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥交流会参加希望の有無をご記入のうえ、下記お申込み先までご連絡ください

2⃣下記のフォームからもお申込みいただけます
*お申込みフォーム

お問い合わせ・お申し込み先

一般財団法人たんぽぽの家(担当:大井、中島)
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
Tel.0742-43-7055 / Fax.0742-49-5501 / E-mail.artsoudan@popo.or.jp

 

 

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