障害とアートの研究会 2025 参加メンバー募集

たんぽぽの家・障害とアートの相談室では、障害のある当事者やケアの現場、福祉をとりまくコミュニティがより豊かになることをめざし、障害とアート、障害のある人の表現活動をテーマにセミナーや展覧会などに取り組んできました。

2022年度より、岡山大学でESD研究(持続可能な開発のための教育)に取り組む柴川弘子さんを協働のリサーチャーに迎え、研究会を開催し、これまで2冊のZINEを発行しました。

2025年度の研究会のテーマは「もやもやを社会に結びつける」です。

ケアの現場で感じるもやもやは、自分だけが感じているものですが、共有することで一緒に考えたり、解決したり、解決しなくても、どんなふうにつきあっていったらいいかがわかるかもしれません。

研究会ではお互いに発表しあうこと、そして実践をライティングにつなげるためのワークショップも実施します。
それらの成果は、2026年3月にZINE(非営利で発行する自主的な出版物)として発表することを予定しています。

実践を文章にして、深め、共有していくこと。

関心のある方は、ぜひ、研究会にご参加ください!

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⦿募集概要

・募集定員:8人
・締切:11月27日(木) *定員になり次第、締め切ります。
・お名前、ご所属、ご連絡先電話番号、メールアドレス、応募動機をそえて下記フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/buq5EEGUhmvTbNX8A

⦿研究会の進め方   *スケジュールを変更しました(12/3追記)

①12月24日(水)
自己紹介と自分が現場で感じている「もやもや」の共有

②1月14日(水)
参加者のなかのお二人のテーマを共有するワーク

③2月4日(水)
自分が考えていくテーマの要旨を発表

第4回でZINEに掲載するテキストの案を共有する予定です。日程は調整中です。

・研究会は全4回、オンラインでの開催を予定しています。
・各回は14時〜16時の開催です。
・全4回にできるだけ通してご参加ください。ただ、ご都合によりご参加できない日がある場合には、オンラインでの録画を共有します。
・各回ごとにかんたんな宿題を出させていただきます。
・第1回目、12月24日(水)には「もやもや」をあらわす写真を一枚撮影していただき、共有していただきます。

 

⦿オンライン募集説明会

アーカイブをこちらからご覧いただけます。

 

⦿研究会伴走者

柴川弘子(岡山大学学術研究院教育学域・ESD協働推進センター助教)

岡山県出身。研究者(ESD/社会教育・生涯学習)。直島でのアーティストの通訳経験を機に現代アートに関心を持つ。高校英語教員を経て、2011年より神戸大学大学院・人間発達環境学研究科にてESD/生涯学習理論を研究。同大学院在学中、障がいのある学生が数多く在籍する韓国ナザレ大学との共同研究・論文共著も行う。2012年より岡山大学ESD協働推進センターにて、学校と地域・社会教育が連携したESD実践、教員研修・教材開発等を支援する。2014年森美術館「Go-Betweens展」のパブリックプログラム協力、2018年つなぎ美術館「ぼくのおくさん☆プロジェクト」ゲスト・キュレーター等。

ほか、障害とアートの相談室の森下静香、中島香織もみなさんとご一緒します。

 

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[障害とアートの研究会 ZINEのご案内]
・vol. 1「変化すること しないこと」
https://tanpoponoye.stores.jp/items/6711fd38aad66f0220794998

・vol. 2「見えていないものと、ともに」
https://tanpoponoye.stores.jp/items/68d37f1c59d79839258932f9

 

[お問合せ]
障害とアートの相談室
〒630-8044
奈良市六条西3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家内
電話:0742-43-7055
メール:artsoudan@popo.or.jp

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