障害とアートの相談室には、日々、全国の支援センターや福祉施設などからイベントのお知らせをいただきます。そこで、本ホームページでも、そんなお知らせを追ってご紹介してまいります。近畿内外を問わずたくさんの催しがありますので、みなさまぜひご覧ください！

---

①アール・ブリュット２０２０特別展（東京）
『満天の星に、創造の原石たちも輝く-カワル ガワル ヒロガル セカイ-』

都内5カ所と東京都渋谷公園通りギャラリーにおいて、国内の作家16名と海外の作家2名の計18名の独創性にあふれる作品をご紹介いたします。紙面の隅々まで粒子のような緻密な描写をする人、落ち葉を折って躍動的な動物をつくる人や壁紙を削りながら壁画を描く人など、既成概念を超えた自由な創造性による表現をご覧いただきます。 また、本展では、「カワル角度案内人」として民俗学者やアーティストなどの様々な分野で活躍する方々にご参加いただき、アール・ブリュットをプラットホームに多角的な視点から芸術文化の可能性や、人間の表現に対する根源的欲求を問う企画を作品展示と併せて行います。18名の作家たちと多分野の専門家たちの異なるまなざしが、私たちの周りに存在する様々な境界線を解き、新たな価値観の発見とともに皆さまの世界を多様に拡げるきっかけとなることを願います。

会期：2020年9月5日（土）〜12月6日（日）11:00〜19:00
（月曜休館　※9月21日、11月23日は開館）
会場：東京都渋谷公園通りギャラリー
観覧料：無料

●前期と後期で作品は一部入れ替わります。
＜前期＞9月5日（土）～10月18日（日）
＜後期＞10月21日（水）～12月6日（日）
●音声ガイド無料貸出（ナビゲーター：女優・創作あーちすと のん）
●その他関連イベントも予定されています。詳細はこちらのウェブサイトよりご覧ください。

主催：東京都、（公財）東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー

---

②コレクション展『みずのきの演習』（京都）

1964年、東京で初となるオリンピック・パラリンピックが 開催された年、京都府亀岡市にある重度の知的障害者が暮 らす入所施設「みずのき」で始まった、絵画による余暇活動。 講師に迎えられた日本画家で教育者でもあった西垣籌一（1912-2000）は、その後亡くなる直前まで試行錯誤を繰り 返しながら、彼らへの美術教育を実践しました。そして参 加者もまた西垣に応えるようにして、現存するだけでも2 万点を超える膨大な絵画作品を残し、1990年代には日本を 代表するアール・ブリュット（アウトサイダー・アート）だと評されました。

本展は、2020年5月発売の所蔵作品集『みずのき美術館 コ レクション2』の掲載作品を一挙公開。教室での作品制作を支えた、長年にわたる演習の数々をご紹介します。

会期：2020年9月19日(土)〜12月13日（日）
会場：みずのき美術館
入館料：一般 400 円／高大生 200 円／中学生以下無料

●関西文化の日(11月14日、15日)は無料
●金曜・土曜・日曜・祝日のみ開館
●10月23日（金）〜25日（日）は休館

◎ 関連イベント

みずのき美術館キュレーターの奥山理子さんがゲストを招いて行なった対談の様子が、会期中にウェブサイトにて公開されます。こちらもぜひご覧ください。

詳細はこちらのウェブサイトよりご覧ください。

主催：社会福祉法人松花苑 みずのき美術館

---

③コアチョコ流 Tシャツのつくり方（埼玉）

「こんなTシャツを作りたい」

福祉事業所等において障害のある人たちが描いた絵を使った魅力あるTシャツが数多く制作されています。一方で「デザインはどうする？！」「販路はどうする？！」「ナニをどうする？！」「どうする？！」という声がたくさんあります。
この研修ではTシャツ界の悪童【ハードコアチョコレート】の代表でデザイナーでもあるMUNE氏とライターの姫乃たま氏の強力タッグを迎え、同ブランドのユニークな取り組みやTシャツ制作のノウハウや熱い想いをお話いただきます。
研修を通じ、魅力のあるT シャツやグッズが生まれる機会になれば幸いです。

開催日時：2020年10月3日（土）14:00〜17:00
場所：アトレ川越７階 「スペース７」
定員：50名
参加費：無料

※会場では福祉施設やハードコアチョコレートのTシャツを展示。
※定員になり次第締め切らせていただきます。

◎ お申し込み・お問い合わせ

社会福祉法人 昴 ART(s) さいほく事務局
Tel: 0493-81-4597
E-mail: arts_saihoku@subaru-swc.com (担当：石平・福田)

主催：社会福祉法人 昴 ART(s) さいほく