本展は、滋賀県内の福祉施設や地域の造形教室とボーダレス・アートミュージアムNO-MAが実行委員会を組織し、企画、展示する展覧会です。
NO-MAが開館した2004年に第1回が開催され、今年で第21回を迎えます。
出展者の日々の活動に寄り添う支援者の視点で作品が選ばれ、その魅力を最大限に引き出す展示を考えました。
展示空間には、作者が制作に向き合う、あるいは支援者と関わり合う時間が凝縮されています。
今年度は、滋賀県内の障害のある作家21名と1組の作品を2期にわたり紹介します。
日々生み出される、現在進行形の表現をご堪能ください。
▼日時:前期 2024年12月21日(土)~ 2025年1月26日(日)/後期 2025年2月1日(土)~3月2日(日)11:00-17:00
月曜日(祝日の場合は翌平日)休館
▼会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16)
▼観覧料:一般200 円(150 円)、高大生150 円(100 円)
※※中学生以下無料・障害のある方と付添者1名無料
※内は20 名以上の団体料金
◆ギャラリートーク&制作公開
前期:2024年12月21日(土)13:30~16:00
後期:2025年2月1日(土)13:30~16:00
◆常設ワークショップ(ライブラリーコーナー)
前期・後期それぞれで、NO-MAで楽しめる常設ワークショップを開催します。
【前期】新聞紙を丸めて恐竜をつくろう!(恐竜じゃなくてもOK!)
空き箱で、楽しい気持ちを表現しよう!
【後期】折り紙でチューリップと小さな鶴を折ろう
あなたの「サメ」を表現しよう!
※出来上がった作品は、ライブラリーコーナーで展示します。お持ち帰りいただくこともできます。
◎主催:第21回滋賀県施設・学校合同企画展実行委員会、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA[社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~]
◎お問合せ:
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA[社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~]
〒523-0849 滋賀県近江八幡市永原町上16
Tel/Fax 0748-36-5018
下村将大は油性ペンとクーピーペンシル、鉛筆を主に使い、物語の一幕を思わせる印象的な絵画を制作しています。描かれるモティーフは多様で、民家や橋のある町の風景、鳥や犬などの生き物、激しい木漏れ日のある木などの自然が象徴的に使われています。時代劇のセットのようなシリーズやドット絵的な幾何学模様もみられます。
なかでも人物の表情や物の細部は、シルエットで描かれるために読み解くことが難しいのですが、ゆえに私たちに自由な物語を想像する余地を与えています。
赤く染まった町のなかでハットを被った人物は何をしていて、これからどんな展開が待ち受けているのでしょうか。
そして、その作画に欠かせないのが「定規」です。
直線的な輪郭線だけでなく、塗りの工程にも使用され、下村の作画において重要な役割を果たしています。定規に沿わせて少しずつずらしながら繰り返し線を引くことで、空白は彩られていきます。また副産物的に出るクーピーペンシルや鉛筆の粉末のカスは、定規にこすられてエイジングの風合いをもたらしています。
「しもむら名作劇場ギ」と題した本展では、絵画をはじめ制作の記録映像などもご紹介します。描き終えたあとには、名作が終演したあとの余韻に浸るように、完成した作品を優しい眼差しで愛でる時間がはじまることや、数種類のサインの使い分け、1年先の制作年を記載することなど、数多くのミステリーが存在する下村将大のドラマを、ぜひお楽しみ下さい。
前田英一 MAEDA Hidekazu
1997年より身体表現を始める。パフォーミングアートグループ:ダムタイプの作品《OR》《memorandum》《Voyage》に出演、国内外のツアーに参加する。
地球の崩壊と再生をテーマにした舞台作品「Every day is a new beginning 」(ゴーダ企画主催、ロームシアター京都ノースホール 2018年) では作・演出・出演を手掛ける。
その他、アーティスト作品に多数出演・映像参加。パフォーマンス小作品を数々発表している。
Francois Aldente/フランソワ・アルデンテ名義では、1995年より現在まで、ドラァグ・クイーン&クラブパーティー「DIAMONDS ARE FOREVER」のメンバーを務める。国内外の画廊、現代美術イベント、クラブでパフォーマンスやワークショップなどの活動を精力的に行い、シーンに多大な影響を与えるその存在は、ファンから熱烈な支持を得ている。
◎主催・お問合せ:
art space co-jin きょうと障害者文化芸術推進機構
〒602-0853 京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83 レ・フレール1階
Tel/Fax:050–1110–7655(10:00–18:00月曜定休)
E-mail:info@co-jin.jp
リスペクトからはじめよう!
★ホテル客室清掃
★レストランホール
★ホテルフロント ほか
国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)で職場体験ができます。
体験生のみなさんに働くことの楽しさをお伝えできるよう、スタッフは丁寧な指導を心掛けます。(無料プログラムです)
学校の先生、支援機関、相談員さん、ワーカーさんなどを通じて、下記まで、お申込みください。
▼期間:令和6年度:7月~3月末まで
◎お問合せ・お申し込み:
ビッグ・アイフロント(就労支援担当)
Tel:072-290-0900 Fax:072-290-0920
E-mail:taiken@big-i.jp
兵庫県では、障害者芸術文化の普及啓発を促進するため、「ひょうご障害者芸術文化活動支援センター」を設置し、芸術文化活動を行う障害者や団体等を総合的に応援しています。
兵庫県では、障害者芸術への理解促進や展示機会の拡充を図るため、障害者芸術作品を通じて「事業者」と「福祉作業所」とを繋ぐアートマッチングの取り組みを進めています。
このたび、神戸市灘区の「エルナード水道筋商店街」において、県内の障害福祉作業所から寄せられた「商店街」をテーマとした作品を92点を2期に分けて展示します。いろんな商店街の作品が集まりました。歩きながら、ぜひ作品鑑賞をお楽しみください。
◆各展示場所等についてなど詳細はこちら
◎お問合せ
ひょうご障害者芸術文化活動支援センター (兵庫県庁福祉部 ユニバーサル推進課内)
〒650-8567兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
Tel:078-362-4379 Fax:078-362-9040
E-mail:universal@pref.hyogo.lg.jp
兵庫県立美術館王子分館「原田の森ギャラリー」内にある「兵庫県障害者アートギャラリー」において、障害のある方々の絵画、書、写真、工芸等のアート作品を常設で展示しています。障害のある方々が、様々な表現手段を使い、自由な発想で創作されたアート作品をどうぞご鑑賞ください。
▼日時:1月4日(土)~3月30日(日)月曜休館 / 10:00-18:00(入場は17:30まで)
▼会場:原田の森ギャラリー 本館1階 障害者アートギャラリー
〒657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通3丁目8番30号
▼入場料:無料
◎お問合せ
ひょうご障害者芸術文化活動支援センター (兵庫県庁福祉部 ユニバーサル推進課内)
〒650-8567兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
Tel:078-362-4379 Fax:078-362-9040
E-mail:universal@pref.hyogo.lg.jp