6W2Hで考える、障害のある人のアート活動と著作権

日時:基礎編/3月15日[火]18:00~20:00  応用編/3月22日[火]18:00~20:00
会場:たんぽぽの家アートセンターHANA(アクセス)
参加費:無料
対象:社会福祉施設職員・学生・アーティスト・そのほか関心のある人
定員:各回20人(申込順に受付。定員になり次第、締め切らせていただきます)*前回通しでも、1回でも、ご都合にあわせて受講いただけます。
お申し込み用紙はこちらからダウンロード

近年、福祉施設でのアート活動が盛んになっています。それに伴い、アート活動に関する権利についての悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。著作権は、いつ、どのように発生するのか。作品は、誰のものなのか。
本セミナーでは、専門家の話や具体的な活動の事例を通して、作品が生まれてから、展示や販売までの過程で発生する著作権や所有権などについて学びます。また、実際に使えるチェックリストやガイドラインを共有し、各現場にあったアレンジを考えます。 権利は目にみえないものですが、アート活動を行ううえで必ず考えなければならない、とても重要なものです。この機会に、一緒に考えてみませんか。みなさんのご参加をお待ちしています!

 

基礎編(著作権、所有権の基礎知識) 3月15日[火]18:00~20:00 

著作権・所有権とは、どのようなものでしょうか。その基礎知識を学びます。作品は生まれたときから、権利が関わってきます。作品をつくる前に確認すべきことを明らかにし、一緒に考えます。

たとえば:
・誰かの絵や写真を参考にして描いてもいいの?それを展示してもいい?
・生まれた作品をどうする?
展示する?販売する?商品化する?作家が持ち帰る?
・作家には、なにをどこまで伝えればいい?

 

応用編(著作権、所有権の応用知識) 3月22日[火]18:00~20:00

著作権・所有権とは、どのようなものでしょうか。その応用知識を学びます。作品を、発表するとき、販売するとき、商品化するとき、すべてのシーンに権利が関わってきます。条件によって取り決めるべきことを明らかにし、一緒に考えます。

たとえば:
・どんな方法で販売する?
・給与規定や対価の支払いの条件はどう決める?
・契約はいつどのようにすればいい?

 

◎講師◎ *基礎編、応用編ともに

田中啓義(弁護士、登大路総合法律事務所所長)
人は助け合ってゆくもので、その相互の助け合いの中で自分も何か人のためにできる仕事につきたいと思い、弁護士を目指す。弱い立場にある人のために助力することを大切に、「まち弁」(町の中の雑多な法律問題を解決する弁護士)として、奈良を拠点に活躍している。

藤井克英(たんぽぽの家アートセンターHANAワークプログラム・コーディネーター)
たんぽぽの家プログラムサポーターとしての活動を経て、2002年よりスタッフとなる。大学で工業デザインを専攻したことをいかし、造形プログラムやクラフト制作を中心に活動。現在は、展覧会企画実施や商品の開発・発信などを行っている。

◯進行 森下静香(一般財団法人たんぽぽの家常務理事)
障害のある人の芸術文化活動を中心としたアートプロジェクトやセミナーなどの人材育成のプログラムの企画運営、調査研究や出版事業などを行う。2012年度から、アートやデザインの力をいかして障害のある人とともに社会に新しい仕事を提案するGood Job!プロジェクトに取り組む。

◆◇お申し込み方法◇◆ お申し込み用紙はこちらからダウンロード
お申し込み用紙に必要事項をご記入いただくか、1)名前 2)住所 3)電話番号 4)メールアドレス 5)所属・職業等 6)参加希望の回を明記の上、FAX・メールにてお申し込みください。
もしくは、お電話でのお申し込みも受け付けます。
[お申し込み・お問い合わせ先]一般財団法人たんぽぽの家 障害とアートの相談室
〒630-8044奈良市六条西3-25-4  Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501 E-mail.artsoudan@popo.or.jp

*主催:一般財団法人たんぽぽの家
*平成27年度厚生労働省障害者芸術活動支援事業の一環として開催します。

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