一瞬の間に見た情景をそっくりそのまま再現したり、形の後ろからもえたつ陽炎を感じて魂のほとばしりを色にする人、折込広告の裏や段ボール紙など手近にある材料に細密な線や大胆な模様を刻む人、小さな点を黙々と塗りつぶし、巨大な像を結ぶ人。いま、日本のアートシーンには、驚くべき才能を抱えたひとたちがその片鱗を見せつつあります。
作品展をきっかけに、障害のあるひとがアートをはじめとする創作活動への意欲を燃やすきっかけとなり、大きくはばたいてもらいたいと願っています。また、フアンの拡大、サポートの輪が広がって、作家たちの活動環境が高まっていくことも大切です。多くの方々のご理解とご協力をお願い致します。
[ 応募資格 ] 障害のある個人の方で、自薦・他薦を問いません。障害者手帳の提示は求めません
[ 作品規格 ]
● 水彩、油彩、版画、クレヨン・パステル画、貼り絵、切り絵、色鉛筆、墨絵、テキスタイルなどの手法(写真審査により判断する場合があります)
● 素材は、画用紙、キャンバス、和紙、布、板(金属など重量物は不可)
● 平面作品(壁面にかけることを想定した作品)のみ
● サイズは最大で画用紙の半切サイズ(縦76cm×横55cm)まで
● 作品は未発表のもの
● 1人1点
[応募方法]
〇所定の応募用紙と作品写真を同封し下記事務局へ郵送してください
〇第1次審査は写真で行います
・所定の応募用紙が必要です
・応募用紙の下部にある出品票を記入の上、作品写真の裏に貼り付けてください(天地を明記)
・写真はLサイズ(8.9cm×12.7cm)
◆大賞・優秀賞・佳作に選出された場合、応募用紙に記入いただいた「作品のコメント」は配布資料に掲載します
▼応募受付期間▼ 令和5年7月19日(水)
応募には所定の応募用紙が必要⇒⇒ 応募用紙ダウンロード (PDF)
[審査·審査結果発表日程] 1次審査=令和5年8月上旬 2次審査=令和5年8月下旬
[ 展示 ]
優秀作品は産経新聞紙面で紹介、盾と副賞を贈呈。大賞・優秀賞・佳作の受賞作品は「産経はばたけアート公募展2023」
令和5年9月16日(土)~17日(日)大阪市北区梅田2丁目4-9「ブリーゼブリ-ゼ 1階メディアコート」で展示
◎応募·問い合わせ先
〒556-8660 大阪市浪速区湊町2丁目1番57号 産経新聞厚生文化事業団
「産経はばたけアート公募展 2023」係 Tel. 06-6633-9241(平日10時~17時)
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きょうと障害者文化芸術推進機構では、「南山城学園の粘土室」と題し、社会福祉法人南山城学園が運営する障害者支援施設内にあるアトリエ、通称「粘土室」に通う9名の表現を紹介します。
緑豊かなランドスケープが広がる敷地の中には、年代や障害に合わせた複数の施設があり、様々な方がそこで生活を営んでいます。その方々が創作の時間として訪れるのが粘土室であり、生活と制作が穏やかにつながる場所として多くの方に利用されています。
陶芸を中心にさまざまな制作活動が行われる粘土室では、利用する方の意思を尊重し、それぞれが思い思いに粘土や画材に触れ、そこでの時間を過ごしています。さっと粘土をちぎって造形する人もいれば、少しずつ削り落とす人、スケッチブックや板に絵を描く人など、粘土室を訪れる頻度や制作にかかる時間も様々です。そうして作られたものを見ると、それらは創作物でありながらも、同時に営みの一部であることが感じられることでしょう。本展覧会では、出展者それぞれの表現を始めとして、南山城学園の粘土室に流れる豊かな時間も併せてご高覧いただけましたら幸いです。
▼日時:2023年7月18日(火)–10月1日(日)※臨時休廊日:8/13(日)、8/15(火)※月曜休館
10:00-18:00
▼会場:art space co-jin きょうと障害者文化芸術推進機構
〒602-0853 京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83 レ・フレール1階
Tel. 050-1111-7655 Mail. info@co-jin.jp