展覧会「Art for Well-being 表現とケアとテクノロジーのこれから」

Art for Well-being
表現とケアとテクノロジーのこれから

 

表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よりよく生きていくために必要だとわたしたちは考えています。

だからこそ、病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具や技法とともに、自由に創作をはじめることや、表現を継続できる方法を見つけていく必要があります。ウェルビーイングに自分を表現したり、他者との関係性のなかで互いに創造性を発揮しながら楽しんだりするために、これからの技術と一緒に何ができるようになるのでしょうか。

わたしたちはこれまで、障害のある人たちが日常的に表現活動をしている現場で、AIやVRや触覚技術をとおして実験的な取り組みを実施してきました。本展覧会は、そこから見えてきた可能性、課題、問いかけを展示し、医療や福祉、科学や技術、アートやデザインなど領域を超えて、表現とケアとテクノロジーのこれからを考えていきます。

また、3月4日(土)16時からは、実験的な取り組みに関わってきたエンジニアや研究者、福祉現場の人たちが集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や方向性について探るシンポジウムを開催します。ぜひご来場ください。

*お申し込みはこちら

開催日時

2023年3月4日(土)- 3月12日(日)
13:00~19:00 休館日:月曜

入場料

無料

会場

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT] スタジオB
(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)
※車椅子などをご利用の場合は、渋谷東武ホテルのフロント横エレベーターをご使用ください

展示内容

1、表現に寄りそう存在としてのAI
画像生成技術を手がかりに言葉や想像を重ねて表現を生み出し、楽しみや試したいことを見出しながらよい関係を探る。 監修:徳井直生

2、CAST:かげのダンスとVR
光と影、陰の中の影を感じるダンスから得た発想をもとにVRアプリを開発し、VR上でダンスパフォーマンスをする。 監修:緒方壽人

3、実感する日常の言葉-触覚講談
福祉の現場にある日記や詩、ふと書かれる文章。神田山緑さんの講談と触覚を伝える技術とともに新たな伝わり方を探る。 監修:渡邊淳司

シンポジウム

実験的な取り組みに関わってきたエンジニアや研究者、福祉現場の人たちが集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や方向性について探るシンポジウムを開催します。

〈登壇者〉
徳井 直生/アーティスト・DJ・研究者、株式会社Qosmo 代表
緒方 壽人/デザインエンジニア、Takramディレクター
渡邊 淳司/NTT コミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員
小林 茂/情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授

日時: 2023年3月4日(土)16:00-18:30
会場: シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT] オープンスペース
参加費: 無料
定員: 60名
お申し込みフォーム: https://forms.gle/u9MSM1Hirz4kwSec9

主  催 文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
協  力 社会福祉法人わたぼうしの会、NPO法人エイブル・アート・ジャパン
提  携 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
全体監修 小林茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS])

文化厅委託事業 「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

お問い合わせ

一般財団法人たんぽぽの家
Art for Well-beingプロジェクト事務局
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25ー4
TEL 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
MAIL art-wellbeing@popo.or.jp

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