開催日時:2022年11月16日(水)10:00~12:00
参加費:無料・要事前申し込み *googleフォームまたはメールにてお申し込みください
実施形態:オンライン(zoom) *お申し込みいただいた方にURLをお伝えします
リサーチ報告:柴川弘子(岡山大学)、森下静香・中島香織(障害とアートの相談室)
ゲスト:新川修平(片山工房)、納富太郎(W•I•N•G-路をはこぶ)
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これまで、一般財団法人たんぽぽの家・障害とアートの相談室では、ケアの現場、福祉をとりまくコミュニティがより豊かな場になることをめざして、障害とアート、障害のある人の表現活動などをテーマにセミナーや展覧会などに取り組んできました。
今年度は一歩踏み込んでテーマを深めていく「障害とアートの研究会」を実施します。
今年度は、岡山大学でESD研究(持続可能な開発のための教育)を行う柴川弘子さんを協働のリサーチャーに招き、「重度の障害のある人とアート」をテーマに研究会を実施します。
重度の障害のある人にとって、また高齢化により障害の重度化が進む障害のある人にとって、またその周辺でケアにかかわる人たちにとって、表現活動、アートはどのような意味をもっているのでしょうか。
今回、研究会に先立ち、柴川さん、そして事務局の森下静香、中島香織が、兵庫県神戸市の「片山工房」と大阪市の「W•I•N•G-路をはこぶ」を訪問調査しました。
今回の研究会では、調査から次のことをみえてきたことを報告します。
そして、障害のある当事者、福祉施設や職員など周囲の人がどこに価値をおいているかをあきらかにし、アートそのものの価値やケアの本質をみていきたいと考えています。
りサーチャーとして協働いただく、柴川弘子さんのご専門はESD教育(持続可能な発展のための教育)ですが、その根底には社会教育や生涯学習などがあります。
人間として生きることを学ぶ、自己を変容させるために学ぶ、その変容は個人のなかだけでおきるのではなく、人と出会うこと、混じり合うこと、枠の外に出るときに起きる、そうした教育の視点からも、ケアとアートをみていきたいと思います。
当日は、柴川さんに加えゲストに片山工房の新川修平さんとW•I•N•G-路をはこぶの納富太郎さんもご参加いただきます。
この研究会では、重度の障害のある人とアート活動に取り組みたいと考えている人や、アートの質、ケアの質を考え、深めていきたい方は、ぜひご参加ください。
そして、この研究会は継続して開催を予定していますが、その研究の進め方も今回ご参加いただくみなさんと一緒に考えていきます。
みなさんのご参加をお待ちしています。[令和4年度厚生労働省 障害者芸術文化活動普及支援事業]
googleフォームに必要事項をご記入のうえ送信してください。
https://forms.gle/3BcbcuNPrFhVrVmW8
フォームへの記入が難しい方は、お名前・ご所属・ご連絡先(メールアドレス)をご記入の上artsoudan@popo.or.jpまでメールをお送りください。
お申し込みいただいた方にzoomのURLをお伝えいたします。