「第35回国民文化祭・みやざき2020」「第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会」のプログラムのひとつとして実施する本作品展では、全国から公募した、障がいのある方や障がいのある方を含むグループによるアート作品を展示いたします。さらに、全ての応募作品(文芸作品以外)を対象に審査を行い、優れた芸術性やアーティストの表現力を多くの方にご覧いただきたいと考えています。
宮崎県内だけでなく、全国そして台湾の障がいのある皆様から、556点の美術作品を御応募いただきました。作品が放つまばゆい光彩の数々をどうぞお楽しみください。
会期:2021年7月2日(金)〜11日(日)10:00〜18:00
※月曜休館 ※最終日のみ15時まで
会場:宮崎県立美術館(宮崎市船塚3-210 2階県民ギャラリーⅠ・Ⅱ)
観覧料無料
講演者:中津川 浩章 氏(美術家/アートディレクター/キュレーター)
開催日時:2021年7月2日(金)11:00〜12:00(受付10:30〜)
会場:宮崎県立美術館1階アートホール
参加費無料
障がい者アートに長年携わってきた経験をもとに、今回の作品展での審査を通して気づいたことを踏まえ、美術家から見た障がいのある方の作品の魅力についてお話しいただきます。また、審査員の齋藤泉氏とともに作品展の講評を行っていただきます。
お申し込み・詳細はこちらのWEBサイトよりご覧ください。
全国障がい者アート作品事務局(宮崎県障害者社会参加推進センター)
〒880-0007 宮崎県宮崎市原町2-22 宮崎県福祉総合センター本館4階
Tel:0985-22-3331 Fax:0985-55-0258 Eメール:ksy0500@juno.ocn.ne.jp
主催:厚生労働省、文化庁、宮崎県、宮崎県教育委員会、第35回国民文化祭宮崎県実行委員会、第20回全国障害者芸術・文化祭実行委員会、宮崎県障害者社会参加推進センター
障害のある人の舞台芸術分野における中間支援のあり方や取り組み方法を具体的に考える研修プログラム。福祉事業者と劇場関係者や文化振興財団等との連携や協働のあり方を考え、これからに関係をつなげていくためのミーティングです。
開催日時:2021年7月19日(月)10:30〜16:30(受付10:00〜)
会場:としま区民センター6階 小ホール
参加費無料/定員30名(事前申込・抽選)
〈ファシリテーター〉
大井卓也(一般財団法人たんぽぽの家 スタッフ/音楽家)
緒方祐香(振付家・舞踊家)
鈴木京子(国際障害者交流センター ビッグ・アイ プロデューサー/副館長)
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院 助教)
野中香織(そら)(一般社団法人パラカダンス 代表理事)
樋口龍二(NPO法人まる 代表理事)
〈対象者〉
・福祉関係者の方や、厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業において支援センターを担っておられる方
・劇場、音楽堂や文化振興財団などで社会包摂の取り組みを行っている、もしくはこれから行おうと考えている方
・そのほか、今回のトピックに関心がある方
〈応募方法〉
こちらの応募フォーム、または封書、FAX、Eメールのいずれかでご応募ください。
応募締切:6月25日(金)※抽選結果は7月1日頃にお知らせいたします。
当日のスケジュール等イベント詳細はこちらのWEBサイトよりご覧ください。
国際障害者交流センター ビッグ・アイ「ラウンドミーティング」係
〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台1-8-1
Tel:072-290-0962 Fax:072-290-0972 Eメール:meeting@big-i.jp
主催:文化庁、社会福祉法人大阪障害者自立支援協会 国際障害者交流センター ビッグ・アイ
今回で7度目になる本展、昨年はコロナ禍の中でやむなく断念した。歴史を見てみると、人類という種の強みというものは、知恵ではなく「仲間同士の結束力」にあることがわかる。言語や宗教観等の民族性をはじめ、国家(国境線)も学校も会社も、我が町(地域)という所属意識も、そして「これなんぼ?」という価格やカネの概念さえもすべて「共同幻想」という発明的概念のもとの「結束」であるという。その共同幻想のおかげで、人類は助け合いながら自然の中で生きてきた。そして繁栄して78億人にも増えてしまい、テクノロジーの発達も相まって、まるで地球が狭くなってしまったようでもある。そのような中、ここ一年で「ソーシャルディスタンス」という言葉が世界を覆いつくし、歴史で培ってきた結束が分断されつつある。転換期の現在地点、うすら寒い未来。我々は戦争を知らない世代だというが、ふと足元を見ると巷にはびこるルサンチマン。経済的、道徳的に疲弊してゆく世の中で、鬱憤の矛先は内へ内へと向けられ、自ら分断化に向かっていることに気付かされる。ひょっとしてこれは「コロナ」という名を借りた静かな戦争なのではないか。わが国の、人類の未来に不安が横たわる。目に見えない敵はウィルスではない(彼らは共存したいだけだ、宿主たる人類が滅んでしまったら自分たちだって滅んでしまうのだから)。極端な衛生嗜好と、それに伴う穢れ思想(差別)こそ危険な罠なのだ。こんな世の中だからこそ大切なのは個性を受け入れ、相手を尊重する気持ち。その人の権能を持って社会と交わる「地域との対話」的発想だと思わざるにはいられない。その一助となってほしいという願いが込められて、これまで開催してこられたささやかな本展。我々一人一人がこのようなことに目を向けられるか否かがこれからの社会の試金石となってゆくのであり、そのためにこれからもこの地域で地道に発信していきたい。兎にも角にも開催にこぎつけられたことに感謝しかない。
会期:2021年7月5日(月)〜18日(日)
会場:ラスパ西大和 2階特設会場(奈良県北葛城郡上牧町ささゆり台1-1)
参加団体:いこま福祉会、以和貴会、在友会、なないろサーカス団、ぐるんぱ
社会福祉法人 在友会 フレンズまきば
奈良県北葛城郡上牧町900-1
Tel:0745-76-1111 (担当:小野寺)
絵本作家のはたよしこは、1991年、兵庫県西宮市のすずかけ作業所でボランティアとして絵画クラブを始めました。また、1995年頃からは、日本全国の障害のある作者のリサーチを開始し、多数の作品を発掘してきました。障害のある人の表現との出会いは、はたを駆り立てました。NO-MAの設立前から関わり、館の名称である「ボーダレス・アート」というコンセプトを見出すと、2004年の開館後はNO-MAのアートディレクターとして、20本を超える展覧会を企画しました。障害者、高齢者、現代アーティストなど、あらゆる表現者がボーダレスに集う、数々の刺激的な展覧会を生み出し、新たな芸術観を社会に提示してきたのです。
はたは、2019年度をもってアートディレクターを引退しましたが、彼女の実践は思想とともに次世代に受け継がれています。本展では、「はたよしこ」という人物がフルスロットルで走り抜けたその軌跡を追い、彼女が思い描き、また行動に移した「ボーダレス」を体感いただきます。
会期:2021年6月5日(土)〜8月29日(日)11:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
会場:ボダーレス・アートミュージアムNO-MA
観覧料:一般300円(250円)高大生250円(200円)
※中学生以下無料 ※障害のある方と付添者1名無料 ※( )内は20名以上の団体料金
関連イベント等展示の詳細はこちらのWEBサイトよりご覧ください。
ボーダレス・アートミュージアム NO-MA
〒523-0849 滋賀県近江八幡市永原町上16(旧野間邸)
Tel/ Fax:0748-36-5018 Eメール:no-ma@lake.ocn.ne.jp
主催:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~